✓ AI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca」について
✓ 「nodoca」の評価方法について
✓ 「nodoca」の開発プロセスについて
✓ AI医療機器の今後について
2022年12月、咽頭画像を用いたインフルエンザウイルス感染症のAI検査法が保険適用され、クリニック診療においても、AIの活用が始まりました。
本AI医療機器「nodoca®」を開発したアイリス株式会社は、医師である沖山翔が都心と僻地の両方の医療現場での勤務経験から、医療の地域格差という社会課題の解決を志して創業しました。
nodocaは、専用のカメラとクラウド上のAIから構成され、撮影した咽頭画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザ感染症に特有の所見等を踏まえ、インフルエンザに特徴的な所見や症状等を検出する新しいインフルエンザ検査です。
AI開発にあたっては100施設の医療機関と多施設共同研究を実施し、1万人の患者の個人情報提供を含む同意を得た上で、50万枚以上の独自の咽頭画像データベースを構築しました。本講演ではAI医療機器「nodoca」の概要を紹介し、開発までの経緯を振り返っていきます。
また、後半では、筑波大学で臨床疫学を専門に研究されている岩上先生をお迎えして、本AI医療機器の評価方法について、実際のnodocaの臨床研究論文(J Med Internet Res. 2022 Dec 23;24(12):e38751)を例に、ご解説いただきます。
是非、奮ってお申し込み下さい。
2010年東京大学医学部卒業。
日本赤十字社医療センター(救命救急)での勤務を経て、ドクターヘリ添乗医、災害派遣医療チームDMAT隊員として救急医療に従事。2015年 医療ベンチャー株式会社メドレー、執行役員として勤務。 2017年 アイリス株式会社 創業、代表取締役。
国立研究開発法人 産業技術総合研究所AI技術コンソーシアム委員・医用画像ワーキンググループ発起人、救急科専門医。
2008年東京大学医学部卒業後、筑波大学やUniversity of Londonなどで勤務。2022年筑波大学 医学医療系 准教授に就任。International Society for Pharmacoepidemiology Associate Editor in Pharmacoepidemiology and Drug Safety、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) 専門委員、日本公衆衛生学会 代議員、医療経済研究機構 イギリス医療保障制度に関する調査研究会、厚生労働省 医療情報データベース推進コンソーシアム事業 委員。
■日時
2023年7月24日(月)19:00~20:00
■開催方法
オンラインでの開催です。
■参加費
無料
■主催
アイリス株式会社
■お問合わせ先
info@aillis.jp
■注意事項
・お申し込みのない方へ視聴URLを共有することはご遠慮ください。
・本講演は医療機関に所属する医療関係者の方の参加に限定させていただきます。
・リアルタイム参加が難しい方は録画視聴いただけます。当日参加可否によらずお申し込みください。