▲友枝新一(ともえだ・しんいち)/こどもクリニック友枝院長。熊本大学医学部を卒業後、荒尾市民病院などで勤務。2000年に同クリニックを開業。日本小児科学会認定小児科専門医、地域総合小児医療認定医。
友枝先生:nodocaを導入した2023年秋頃は、全国的にインフルエンザの抗原検査キットが不足しつつある時期でした。この地域でも、キット不足の懸念が高まったのが導入の大きな理由です。キットが足りなくなったらどうしようかと悩んでいた矢先にnodocaの存在を知り、導入してみることにしました。
正直、全く新しいものなので不安もありましたが、導入後nodocaの使用感から、1週間ほどで使えると感じました。もしあのタイミングでnodocaを導入していなかったらと思うと、つねに抗原検査キットの在庫不足と隣り合わせでのシーズンになっていたことからゾッとしますね。友枝先生:「nodocaノート」は、スタッフがnodocaの使用中に気づいたことや疑問点があったらそれを改善すべく自主的に書き留めているノートです。このノートのおかげで、情報共有やPDCAサイクルがスムーズに回っています。
先日、あるスタッフが1シーズン臨床使用してみた総括をノートに書いてくれていました。私からは何も指示していないのに、自主的に振り返りをまとめてくれてたんです。スタッフ一人ひとりが当事者意識を持って業務に従事しnodocaに対してもしっかりと向き合ってくれていることが分かり、とても嬉しかったですね。
インタビュー・写真:水谷秀人